【要約】
椅子を購入検討中です。数十種類を試座しましたが、オフィスコム様の「オフィスチェア AE-1」と、EastForce様の「STYLIM2.0」で悩んでいます。
【前置き】
お久しぶりです。bouです。
本日は、オフィスチェアを購入検討しており、あらかた候補が決まったので、考えを整理しようと思います。
私は、15年ほど腰痛に悩まされており、学生時代から良い椅子を使用していました。
(そのうちの一つは恐らくこれです。貰い物ですが元値4万円の椅子だったみたいです。)
上記の椅子を含め、今まで5種類以上の椅子を使用してきており、現在はIKEA で購入したゲーミングチェアを使っております。
当時、15,990円で購入しました。
この椅子のメリットは、
・奥まで座ることができる→腰の部分がしっかりと背もたれに当たる
・背もたれに体重をかけると、腰と背中の両方を椅子と密着できる
→お尻と腰、背中の3点で体を支えてるような感触がある
という2点です。
しかし、長時間の使用に伴い、腰部分の形状がイマイチ私にフィットしていないような気がしてきました。
個人的に姿勢が悪く、道具に頼るだけでは良くないことは重々承知しておりますが、休日も長時間パソコン作業していることもあり、負担軽減のためにも今よりも高価なオフィスチェアの購入を検討し始めました。
【評価基準となる人気商品の試座】
いつも通りYouTubeとXで検索を始めたところ、「cofo chair premium」と「GrowSpica Pro」のレビューがとても多く、興味がわきました。
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これらは廉価版もあるみたいなので、とりあえずこの2つを試座してみることにしました。
【cofo chair とgolwspicaの試座感想】
試座してみると、私にはランバーサポートが合わないように感じました。
この独立型ランバーサポートは、この2機種とも、私のイメージよりも硬く、背中に体重をかけても、ランバーサポートしか身体に当たらない(=背中が当たらない)ため、 全体重を腰が支えることになり、腰痛を患っている私にとっては長時間の使用に耐えられなさそうに感じました。
【その後の活動】
様々な展示場に足を運び、多種多様な価格帯・種類の椅子を試座しました。その結果、私が求める条件は、以下の7つに集約されました(優先度が高い順に並べました)。
(1)試座できること
(2)腰と背中と頭が椅子に接触すること
=背中全体が包まれる設計であること(ランバーサポートが柔らかいこと)
(3)ランバーサポートの位置が調整できること
(4)満足できる角度でリクライニングをロックできること
(5)背中がメッシュ素材であること
(6)足置きがあること
(7)5万円未満であること
この条件を踏まえ、試座してきた椅子の所感をまとめます。
椅子名 | オフィスチェア AE-1 | STYLUM 2.0 | LUMBIRT 2.0 | デュオレハイP OC903 | COFO Chair Premium | GrowSpica Pro | ウィステリア・フリーダムチェア | LXA PRO | ダイナミクスX | Ergohuman Pro |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(1)試座できたこと | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ | ◯ |
(2)腰と背中と頭が椅子に接触すること | ◯ | ◯ | △ | ◯ | ✕ | ✕ | ✕ | - | - | ◯ |
(3)ランバーサポートの位置が調整できること | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | △ | △ | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
(4)満足できる角度でリクライニングをロックできること | ◯ | ◯ | △ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | - | - | ◯ |
(5)背中がメッシュ素材であること | ◯ | ◯ | ◯ | △ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
(6)足置きがあること | ✕ | ✕ | ◯ | ✕ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | △ |
(7)5万円未満であること | ◯ | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ◯ | ✕ |
メモ | STYLUM 2.0より高価 | 試座前調整中に異音あり | ランバーサポートが腰を左右から挟み込む形状だが、窮屈に感じた | この価格なら足置きほしい | ランバーサポートが硬い | ランバーサポートが硬い | 腰のクッションのせいで背中がつかない | 試座不可能(問合せ済) | 試座不可能 | 予算オーバー |
【結論】
求める要件にできるだけ多く合致する、オフィスコム様の「オフィスチェア AE-1」と、EastForce様の「STYLIM2.0」で悩んでいます。
上記の表にまとめた他にも、十数脚のゲーミングチェアなどを試座しましたが、私にはフィットしませんでした。腰が椅子と密着した状況で、背中も包まれるような感覚を抱ける椅子は、「この候補2種 or 10万円前後の椅子」というのが、調査結果です。
今後は、友人が所有している椅子を試座させてもらったり、cofo chair premiumの廉価版を試座してみたりして、最終決定しようかと考えています。
それでは皆さん、いい夜を。
【おまけ:個別の感想】
(1)オフィスチェア AE-1
インターネットで候補を探しているときは、正直「ランバーサポートが独立しているもの以外は興味ナシ」であり、存在すら知らず、オフィスコム様の店舗に行って初めて知った。
しかし、調査が進んでくると「独立式ランバーサポートの椅子って、もしかしたら自分には合わないんじゃないか」と考え始め、腰の部分を微調整できるという条件の元、候補を広げ、出会うことができた。
オットマンはないものの、腰のサポート部が硬めなだけでなく、離散的な9段階に調整可能。腰の付け根から腰中央部までを高さ方向で9段階に割っているイメージ。
ランバーサポートが分離している奴は、エルゴーヒューマンプロ2以外はランバーサポートの固定が硬く、体重をかけても動かないので、結果的に使いにくく感じた。
実は本製品、最近発売されたばかりの製品らしく、まだ調べが足りていないのが正直なところ。これからもう少し調査し、購入を検討する 。
(2)STYLUM2.0
STYLUM 2.0 (スタイラム) メッシュ座面 腰・肩・首・腕 サポート 多機能オフィスチェアeastforce.jp試座できる店舗が少なく、探すのが大変だった。
実は後述するLUMBIRT2.0を第一候補として試座しに行ったが、リクライニングの具合・背もたれのフィット感がLUMBIRT2.0よりも気に入った。
価格も非常にリーズナブルであり、かなり有力な候補であるが、調整中に異音がしたのが気になった(展示品だからかもしれないが)。
(3)LUMBIRT2.0
LUMBIRT2.0 (ランバート) オフィスチェア ハイエンドモデルeastforce.jp
ランバーサポートが3つの分離型のような形状が特徴であるが、小柄な私でも腰の左右を押されているようで気になった(私が体重をかなり後方にかけているのが原因だと思うが)。
また、展示品ゆえの問題 or 元々の仕様かもしれないが、ランバーサポートの微調整をする際にうまく固定できないこともあった。 設計上問題ないとしても、個人的にはマイナスポイントだった。
(4)オフィスチェア(デュオレハイP OC903 BK)
昔、同社の製品を使っていたこともあり、背中を十二分に包んでくれる感覚は心地良い。ただし、逆に言えば同社の椅子を使用しても腰痛が治らなかった、という証左でもある。
かなり好感が持てたが、予算オーバーである。廉価版もあるが、このモデル以外では背中部分を上下に調節できないと思うので、この機種以外は選択肢から外れる。
(5)COFO Chair Premium
(6)GrowSpicaPro
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どちらもランバーサポートが硬すぎて、背中が背もたれに当たらない。
それが正しい姿勢なのかもしれないが、ランバーサポートが硬すぎる&そこしか体重をかけられないという点から、腰痛が軽減されるイメージを持てなかったので、現在は候補外。
(7)ウィステリア・フリーダムチェア
日本の老舗メーカーが作っていることから、検証項目の選定・テスト検証を十分なノウハウと共に実行していると感じ、候補に選んだ。実際、YouTubeの動画を見てみると、発売後にもお客様の声を真摯に反映しているようで好感を得た。
しかし、私の体型には合わなかった。頭のクッションの位置が低くかったこと、腰のクッションが大きくて背中を椅子に当てることができずに体が丸まってしまうことから、腰痛軽減効果は低いのではないかと感じ、候補外とした。
(8)LXA PRO
ランバーサポート部を手前に移動できるし、全て条件を満たしていそうだが、試座できそうな場所がない。
また、写真を見る限りでは椅子のランバーサポートは手前に出す方向で調整可能という仕様のようである。「ランバーサポートは小さい(でっぱっていない)ほうがいい」というcofoなどの試座で得た経験に逆行しており、購入には踏み込めない。
(9)ダイナミクスX
これも、多くの要件を満たすし、レビューも高評価だが、YouTuberの動画のまとめで「おしゃれ好きの人におすすめ」という結論だったこともあり、性能面ではイマイチというのが本音かなと感じた。試座ができる店舗を見つけきらなかったことが決定打となり、候補外。
(10)Ergohuman Pro(2)
独立型のランバーサポートのようだが、かなり柔軟な素材であり、体重をかけると後方に簡単に引き込む。
オットマンが小さいことを除けば、求める要件全てを満たしている。 ただ、予算を大幅にオーバーすることから今回は見送りする。